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2018.08.13

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映画メルマガ「ホラー映画特集について&四国旅行」

こんにちは、入江悠です。
暑い!
やっと8月になった! ……ということで、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

仕事がトンだら即、旅。
という最近のルールにのっとって、四国へ旅行に行ってきました。
羽田空港から飛行機で高知龍馬空港へ。
約5年ぶりの高知ですが、今回はじっくり見たかった四万十川へ。
(黒木和雄監督『祭りの準備』なんかも観て気分もバッチリ)。
四万十川と太平洋からほど近い宿に一泊し、翌日は愛媛へ向かいました。
その途中、レンタカーのナビで調べてみると、愛媛県の内子町という町が。
なにやら「内子座」という文楽などを上演している古い劇場があるというので、松山に向かう道すがら寄ってみることにしました。
内子ってなんか聞き覚えがあるな、と思ってwikipediaで調べてみると、出身者に大江健三郎氏と私の大学の先輩・富永昌敬監督の名前。

速攻で電話してみました、富永さんに。
「なにしてんの、そんなところで!」とさすがに驚かれたようですが、「松山に向かうならオススメの店を」といくつもの名店や美味しい居酒屋を教えてくれました。
持つべきものは、優しい先輩。
というわけで、高知・愛媛を満喫し、ずっと行ってみたかった村上海賊の本拠地・因島へも上陸し、非常に満足度の高かった四国旅行。
ところで四国といえば、歴史や宗教とも古くから関わりがある土地。
私の好きなJホラー映画に『死国』(1999年、長崎俊一監督)というのがあります。
ややセンチメンタル色の強い土着信仰的なホラー映画なのですが、思い返してみれば、上映されたのは1999年なのでもう今から20年も前。

それにしても、ホラーが足りない!
最近、真夏に観られる新作ホラーが足りない!
……というわけで無理やり四国から繋げましたが、今週の僕モテ映画メルマガは月のあたまの恒例・特集号。
こんな特集でお送りします。

「早く観ないと呪われる!これまで観ていなかった名作傑作ホラー映画特集!」

90年代からゼロ年代前半はJホラーの名作が毎年作られ、ハリウッドまで進出していたのに、今ではあの時代が嘘だったかのように、新作ホラー映画がまったく劇場公開されません。
たまに外国製のホラー映画が公開されますが、それも数えるばかり。
そして、邦画のワクワクするようなホラーはいつからこんなに減ったんでしょうか。

こんな時は温故知新、古きを訪ねて新しきを知る。
古今東西、ホラー映画の名作傑作はたくさんありますが、中には「恥ずかしながらまだ観ていなかった!」という作品もあります。
今回はそんな名作傑作を観て、ヒヤッとしちゃおうという企画です。
僕モテ映画メルマガ陣の中でもっともホラー好きなのは駒木根隆介だと思いますが、他の執筆陣も含めてどんな名作をピックアップするでしょうか。 ぜひ、今回のメルマガをきっかけに隠れた名作や観逃していた傑作を観ていただけたら幸いです。

個人的には、数年前に福田雄一監督と一緒にTBSドラマで、『天魔さんがゆく』という堂本剛さん主演のホラーコメディを撮った経験があります。
私の監督回では「できるだけガチのホラーを目指して」演出しましたが、その時の体験はとても貴重で刺激的でした。
(このドラマの制作部は本メルマガの画伯・佐藤圭一朗でした)。

ホラー映画を意識的に観始めた時から薄々思っていたのですが、自分でホラー演出的なことをしたことによって確信を抱けるようになったのが、以下のことです。


<つづきはメルマガで>
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